2013年5月20日月曜日

うたう麦・語り芝居は6月7日

「うたう麦」は、舞台俳優・声優として活動する麦人と森うたうの二人が、戯曲・小説・詩などを、これまでの朗読や語りの概念を打ち破る新しいスタイルの語りとして表現したい・・・。そんな思いから2010年夏に設立した語りの会です。
本や台本を手にして読むのではなく、言葉を血肉化させ、作品の心を独創的な語り芝居で表現する。だから、観客は間違いなく想像世界に誘(いざな)われてゆく。

麦人プロフィール
1944年、劇団「前進座」五代目・故嵐芳三郎の三男として生まれる。
兄は六代目嵐芳三郎(故人)、嵐圭史。姉は文学座の寺田路恵。
1972年「劇団民藝」退団後、映画・TVドラマ・商業演劇などに出演。
TV映画「新スタートレック」のピカード艦長(パトリック・スチュアート)の吹き替えでも人気。
〈麦人さんから〉
神戸芝居カーニバルの誕生は1992年。
独演「ごびらっふの死」から始まった、小生とカーニバルの皆さんとのお付き合いも21年。
六月の「文七元結」は、上演の場をあたえてもらえる歓びと熱い思いをこめて、
カーニバルの皆さんのご厚情に応える舞台にしたい!

森うたうプロフィール
東京芸術座付属研究所で3年間舞台俳優の基礎を学び、その後劇団前進座養成所に在籍し伝統芸能を学ぶ。
以後舞台を主体に活動し、2004年舞台の企画制作「水の輪」を創立。2006年朗読劇「伽羅」を創立。2009年「水の輪教室」を創立し後進の指導を開始。
主な舞台、二兎社「空の耳・ビッグミーを探せ」「パパのデモクラシー」など多数。
〈森うたうさんから〉
時代は変わっても、人間の根底にあるやさしさは、万人が共感できる普遍的なもの。
そんな思いを込めて、語り芝居「文七元結」の人情噺を、うたう麦独自のスタイルで皆様にお届けいたします。
ご期待ください!