2012年2月24日金曜日

見応え、聴き応えのあったショパンの芝居

2月18日夜7時(公演は18日3時、19日3時の3回)ピッコロシアターでの「窓の彼方へ」はピアニストの仲道郁代×南河内万歳一座・座長の内藤裕敬(作・演出)の舞台。
ショパンのピアノ曲が物語を語り、役者がピアノ曲を誘導するとでも言おうか。
仲道郁代のショパンが彼女自身のコンサートで聴くより高揚感に満ちてドラマチックで聴き応えがあった。これは劇空間が充実していたからだろう。
仲道の可能性が内藤によって引き出されて行く様をつぶさに観ただけでなく、演劇としてのおもしろさからも再演が期待される。
東京公演は3月10日・11日あうるすぽっと。