偉大な芸人マルセ太郎が亡くなって10年になる。
マルセ太郎の卓抜な批評、映画批評と言うより文化批評、社会批評を二度と聞くことが出来ない悔しさを感じてきた10年でもある。
マルセ太郎が確立させた「語り芸」を、あの木津川計さんが5年前に「一人語り劇場」として登場させたときには、正直半信半疑であった。
それが、毎年演目を新たにして、いまや見事な「木津川劇場」の公開である。
今年10月16日、神戸アートビレッジセンターで(15日は赤穂ハーモニーホールで)、第4作「無法松の一生」を皆さんに聴いていただく。そのプレ企画でぜひ木津川劇場のファンになっていただきたいと思っている。(神戸芝居カーニバル事務局長 中島淳)
日時:2011.8.9(火)14:30〜16:00
会場:神戸市勤労会館 403号室(定員50人) 078−232−1881 JR三宮駅東改札口から東南徒歩3分
資料代:500円
主催:神戸芝居カーニバル(問い合わせと申込:090−1914−4907中島)