2011年10月9日日曜日
いよいよ10月16日(日)2時開演です。木津川計の笑いと涙、絶妙の一人語り!
昭和18年に上映された、稲垣浩監督、伊丹万作脚本、坂東妻三郎、園井恵子主演の不朽の名作『無法松の一生』は、戦時下にあって内閣情報局によってこの映画のもっとも大事な場面の10分間をカットされてしまったのです。カットの理由は「卑しくも俥屋風情が帝国陸軍の未亡人に思いを寄せるとは何事であるか、淳風美俗に反する」というものでした。
ぜひ神戸新開地の神戸アートビレッジセンターへお越しください!15日中にチケットをお申込み下されば(090−1914−4907中島まで)前売2000円(当日2400円)で当日受付渡しでご用意いたします。
16日ご覧になったあなた!きっと計さんファンになられるに違いありません。お越しをお待ちしております。
2011年9月4日日曜日
田中泯独舞「場踊り in 神戸2011」は9月25日摩耶山天上寺で
2011年7月25日月曜日
プレ企画・木津川計が語る「一人語りと時代」
マルセ太郎の卓抜な批評、映画批評と言うより文化批評、社会批評を二度と聞くことが出来ない悔しさを感じてきた10年でもある。
マルセ太郎が確立させた「語り芸」を、あの木津川計さんが5年前に「一人語り劇場」として登場させたときには、正直半信半疑であった。
それが、毎年演目を新たにして、いまや見事な「木津川劇場」の公開である。
今年10月16日、神戸アートビレッジセンターで(15日は赤穂ハーモニーホールで)、第4作「無法松の一生」を皆さんに聴いていただく。そのプレ企画でぜひ木津川劇場のファンになっていただきたいと思っている。(神戸芝居カーニバル事務局長 中島淳)
日時:2011.8.9(火)14:30〜16:00
会場:神戸市勤労会館 403号室(定員50人) 078−232−1881 JR三宮駅東改札口から東南徒歩3分
資料代:500円
主催:神戸芝居カーニバル(問い合わせと申込:090−1914−4907中島)
2011年6月6日月曜日
6月18日(土)3時開演の麦人・森うたうの語りの世界「たくさんの冬」
タオス・プエプロ族の生き方(彼らは生き残れるという絶大な自信をもっている。これを彼らの生き方と呼んでいる)について古老の男女が語るのは、自然への共生の感覚、ルーツへの帰属感覚である。
「白人は大地を眺めるのに、決してひざまずこうとはしない。上の方から見下ろすのだ。アリの重要性を認めない。クモの巣の美しさを見ようとしない。畑で土が掘り起こされるのを見たことがない。コオロギの泣き声なんか、聞きたくもないのだ。」
タオス・プエプロにとって、また原作者ナンシー・ウッド(めるくまーる刊・金関寿夫翻訳)にとっては恐らく毎日が「死ぬのにもってこいの日」であるにちがいない。
大震災と津波と原発によって私たちが価値観と生き方を問い直されている今日、この<語りかけ>は私たちに貴重な思考を与えてくれると思います。
麦人は、神戸芝居カーニバル第1回ひとり芝居のしばい展(1992年5月)に独演「ごびらっふの死」で大好評を博した演者、声優で、根強いファンを持っている。
2011年2月13日日曜日
響き合うピアノ(高橋悠治)と声(波多野睦美)
メゾ・ソプラノの波多野睦美の歌を聴かれたことがありますか?!
その2人が紡ぎ合い、響き合う音楽が2月27日(日)神戸新聞松方ホール 3時開演で聴くことが出来ます。
どんなことをしてでも聴いておきたい音楽なんてそうざらにあるものではありません。
全席指定席・前売3500円、当日4000円です。
終演後の至福をきっともたらしてくれるコンサートにお出かけ下さい。
問い合わせとチケット申し込みは、090−1914−4907(神戸芝居カーニバル・中島)まで。
コンサートの前半は高橋悠治のソロ
●バルトーク:チーク地方の3つの民謡
●チャポー:砂漠の行進(1992) 湾岸戦争に抗議する「砂漠の行進」はヨーロッパ音楽へのレクイエムでもある。
コンサート後半はデュオ
●フェルドマン;オンリー(1947)
●ケージ:18の春のすてきな寡婦(1942)
●クルターグ:何と言うか(1990) 高橋悠治訳の日本語歌詞
●高橋悠治:長谷川四郎の猫の歌(2010) 新作
以下は、「何と言うか」について、ハンガリーの作曲家クルターグの作品を初めて歌う波多野睦美のブログから。
「失語症で歌えなくなった女性歌手のために書かれたものだ。この曲を演奏することが決まってからさらに、身体が言葉や音を発信するとはどういうことなのかつきつけられることになった。」
「常々、人前で演奏するのは裸になることと同じと思っているけれど この作品を演奏するのはさらに『骨になる』感がある。一音、一音を身を削るように演奏していた、初演の歌手の焦燥と痛みがこちらの身体をレントゲンのように透かしてしまう。」
2011年1月19日水曜日
本日19日6時半から文化村で高橋悠治と彼のピアノを聴き語る会
二人とも凄い音楽家にしてお酒をこよなく愛していらっしゃいます。
お二人をもう少し知るために演奏CDを聴き、著書をひもといてみたいと思います。
寒い今日ですがお越しをお待ちしています。
中島淳